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私の知人にかわった喧嘩の仲裁法を勧めている方がいる。子供の喧嘩が始まったら、冷蔵庫からプリンなど出してきてまず子供たちを誘う。それでも大抵喧嘩しつづけているから、構わずに三つのプリンを食べてしまうのだという。そして「あなたたちが喧嘩しているからお母さんが全部食べちゃったわよ」と、嬉しそうに言うのである。
 次の日も喧嘩になったら今度はババロア、その翌日はフルーツポンチというように、いずれ子供達の好きなものを美味しそうに食べてしまう。むろん自分もすきなものにしておくべきだろう。たいがいそれが三日も続くと、子供たちも考える。「どうもこのまま行くと、自分たちは大変な損をするのではないか?」ほぼ三日程度で、喧嘩を止めるようになると、その人は言うのである。